おたる運がっぱ ピンバッチで赤い羽根共同募金

 小樽市共同募金委員会(富岡1・小山秀昭会長)では、2023(令和5)年度の新ご当地ピンバッチ2種類を完成させ、市内10カ所でピンバッチ募金を開始した。

 

 株式会社石井印刷の協力のもと、おたる運がっぱと日銀通りとガラスのランプの新バージョン2つが、6月末に完成した。

 

 ご当地ピンバッチ募金は、赤い羽根共同募金運動(10月1日~3月31日)の期間外活動として、500円の募金につき1個進呈され、製作費を除いた全額が赤い羽根の募金となり、小樽を支える福祉の財源として活用され、一部は災害等準備金として積み立てられている。

 

 2014(平成26)年度にスタートして、10年目となった今年は、開館20周年となる冬の日本銀行旧小樽支店金融資料館をバックに人力車に乗った運がっぱ(日銀通りバージョン)900個と、小樽駅にあるガラスのランプと運がっぱをあしらった(ガラスのランプバージョン)1,000個の2種類。

 

 2014(平成26)年度と2016(平成28)年度以外は、毎年2個ずつ新作を発表。今回を合わせると全18種類となる。

 

 2022(令和4)年度の旧北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫バージョンは1,000個完売し、オタモイ海岸バージョンは920個売れる大好評だった。

 

 市内で同募金ができるのは、駅なかマート「タルシェ」(稲穂2)、小樽市観光物産プラザ(色内2・運河プラザ)、小樽百貨UNGA↑(色内2)、ウイングベイ小樽(築港11)五番街インフォメーション、小樽市役所(花園2)別館案内、駅前サービスセンター(稲穂2)、市立小樽図書館(花園5)、小樽市総合博物館本館(手宮1)売店、天狗山ロープウエイ(最上2)山麓チケット売り場、株式会社石井印刷(相生町8)、タルシェと運河プラザは、カプセルトイの小型自動販売機を設置している。

 

 同委員会担当の小川春奈さんは、「コロナ禍で募金活動も減り、遠方の方からの協力もなかなかできなかったが、コロナも5類となり活発化するよう期待している」と話している。

 

 7月16日(日)・17日(月)ウイングベイ小樽で開催のゆるたべマルシェでも、ご当地ピンバッチ募金ブースの参加を予定している。問合せ 0134-22-6091 小樽市共同募金委員会。

 

 ◎令和5年度おたる運がっぱコラボご当地ピンバッジ募金のご案内(外部)

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