ライダー集まるソフトクリーム店じゃんけんでバイク事故防止啓発

 小樽警察署(富岡1・佐藤伸治署長)では、二輪車交通事故の発生を懸念し、9月10
日(日)13:00、ソフトクリーム店「じゃんけん」(色内3)で交通事故防止啓発を実施した。

 

 同店は、多くのライダーが訪れる場所として知られ、多くの訪問を見込み、昨年も実施されている。

 

 ライダーへ交通安全を呼び掛けるフラッグ約160本を用意し、警察署員4名が、夜光反射材やティッシュを配布。警察本部交通機動隊の白バイやパトカーが展示され、白バイ隊員が二輪車の安全運転に関する質問に対応していた。

 

 家族連れの来場者には、子ども用のくじ引きや菓子が用意され、ライダー先着で焼印敷板のプレゼントもあった。

 

 白バイが大好きだという札幌から訪れた女性は、早速、白バイに乗車して記念撮影を楽しみ、「バイクで日本縦断するイベントにも参加した。事故が多いので注意した
い」と話していた。

 

 渡辺智博交通第二課長によると、「9月9日(土)現在で、小樽市内でのバイクによる人身事故は5件、前年同期と比較してプラス4件と多い。スピードダウンとゆとりのある計画をしてください」と話した。

 

 バイク乗車中の死者のうち、約70%が頭部もしくは胸部に怪我を負ったことによる死亡。あごひもをしっかりと締めてヘルメットを被り、致死率1.6倍もアップする胸部プロテクターを正しく着用し、バイク事故から身を守るよう注意を呼びかけた。

 

 ◎札幌方面小樽警察署(外部)

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