otaruスイーツフェスタ開幕 竜王戦効果で売り切れ続出

 

 

 小樽後志と北陸地方のスイーツが集結するotaruスイーツフェスタ2023が、11月23日(木・祝)10:00から、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーを会場に開幕。過去最大の50店舗が集結。売り切れが続出し大勢の人で賑わった。

 

 今年2023(令和5)年は、小樽運河100年記念協賛事業と小樽開催の竜王戦に合わせ、otaruスイーツ竜王戦おやつコンテストの応募商品やおやつメニューに選ばれたスイーツ、小樽商科大学の学生と市内菓子舗とのコラボ商品、寿都観光物産協会、特別推奨販売の北陸地方(小松市・加賀市)の菓子、小樽商工会議所知産志食プロジェクト小樽美人シリーズのスイーツ販売など、盛り沢山で開催された。

 

 藤井竜王と伊藤七段が選んだ、赤井川村の永沼農園(永沼隆治代表取締役)の完熟カボチャのごちそうプリンを、ぜひ食べてみたいと買い求める人々の長蛇の列ができ、販売開始から2時間半で430個用意されたプリンが完売。

 

 永沼代表取締役も店頭に立ち、スタッフと2人で対応に追われ「これまでは、かぼちゃが好きな人に食べてもらっていたが、竜王戦で2人とも選んでもらいありがたい。今後は、個数限定でしばらく販売する予定」と話した。

 

 残りの3日間も430個ずつ販売する予定で、12月に入ってからは、たるしぇでも同プリンの販売を予定している。

 

 創業約80年、ひとつひとつ手作りのみなともちでも、竜王戦おやつコンテストに応募した煮込み団子(3本入り)が即完売し、午後から追加販売した。

 

 初出店のこめトわは、竜王戦おやつコンテストで6品の中に残った龍のイロドリを24個用意したが午前中に完売。小樽をイメージしてアオバトやツツジなどの米粉クッキーも販売。小樽のてぬぐいや布地を制作しているAobatoに注文したオリジナル手ぬぐいでクッキー缶を包んでいる。

 

 和菓子処つくし牧田も、スイーツコンテストに参加したシマエナガのねりきり将棋verと、シマエナガの餅入り最中は即完売し、スタッフが店舗に取りに行くなど、あちらこちらで売り切れ続出。

 

 コンテストに応募した共和の本間製菓は、毎回人気の店舗で、これまでの2台の焼き台を3台に増やしてフル稼働してもっちり米粉たい焼きの実演販売。ふわんわりしたたい焼きが次々と焼き上がり、長蛇の列ができていた。

 

 たい焼きを焼いている職人の知人女性2人は、「30年前に新光のスーパーに、定期的に本間製菓が来ていて、たい焼きを焼いて販売していた時からの知り合い。1時間並んで購入でき、家族みんなで食べる。昨年も並んで買い、毎年楽しみにしている」と話した。

 

 昨年から2回目出店のコーヒーローストは、会場にコーヒーの香りを漂わせ、スイーツフェスタ限定のスイーツブレンドを用意。高級豆のハワイコナをアクセントとして配合。豆・粉・テイクアウトで提供している。

 

 北陸地方の菓子や小樽商工会議所知産志食しりべしプロジェクトの小樽美人シリーズのスイーツも販売され、会場は大勢の人で終始賑わっていた。

 

 otaruスイーツフェスタ2023 11月23日(木・祝)〜26日(日)10:00〜17:00

 ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバー 入場無料

 

 ◎otaru スイーツフェスタ 2023開催のお知らせ(外部)

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