小樽サンタラン2023 サンタ姿で街中をウオーキング

 小樽サンタラン実行委員会(阿部はるか代表)では、12月10日(日)14:00から、小学2年生から大人まで17名と実行委員会・ボランティアスタッフ8名が、サンモール一番街にあるウィステリア小樽稲穂(稲穂1)前に集合し、小樽サンタラン2023を開催した。

 

 小樽市内で病気と闘う子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るチャリティーイベントとして、2019(令和元)年に始まり、コロナ禍ではオンラインで2回実施されたが、2022(令和4)年3年ぶりに対面でのイベントを再開し今年3回目となる。

 

 実行委員会が用意したサンタクロースの衣装を着た集団が、同商店街をスタートして都通り商店街(稲穂2)を抜け、小樽運河中央橋から浅草橋を通り、小樽市観光物産プラザ(色内2)までウオーキングした。

 

 毎回欠かさず参加している札幌在住の男性やそっくりなサンタさん、一家全員でサンタになって楽しんでいる家族などが、笑顔で元気に町を歩き、凍える寒さを吹き飛ばした。

 

 すれ違う外国人観光客から撮影を頼まれたり、日本人観光客から「何の団体?」と質問を受けるなど、行く先々で注目された。

 

 都通り商店街では、トナカイや雪だるまの帽子をかぶった人・大きなリボンを付けた人を見つけると菓子のプレゼントがあり、ゲームを楽しみながら小樽のまちを散策した。

 

 三番庫ギャラリーに到着すると、小樽商科大学生のおもてなしが用意され、同大ヨサコイサークル翔楽舞による、2018(平成30)年「出帆唄(いづほうた)」と2023(令和5)年「轟」の迫力ある演舞が披露され、アカペラサークルAIRS(エアーズ)6名が、SHISHAMOの「明日も」をハーモニーで響かせた。

 

 昨年代表を務めた難波さんも参加し、「昨年は大学4年生で参加し、今年は社会人となり感慨深い。自分が抜けても、後輩がちゃんと引き継いでくれてとても嬉しい。久しぶりに小樽に来て懐かしい思いがした」と話していた。

 

 後日、市内の子どもたちにクリスマスプレゼントとメッセージカードを配布する予定。

 

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