小樽雪あかりの路オールディーズライブ 2/25まで開催

 小樽雪あかりの路26協賛イベントで、浅草橋オールディーズナイト実行委員会(斎藤仁実行委員長)主催の小樽雪あかりの路オールディーズライブvol.16が、小樽市公会堂(花園5)大ホールで、2月23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間開催されている。

 

 小樽市指定第12号歴史的建造物の小樽市公会堂(旧小樽区公会堂・花園5)を会場に、市内外で活動するプロ・セミプロ・アマチュアバンドによるライブ競演イベントが開かれ、馴染み深い音楽に観客は心癒されていた。

 

 3日間で出演するのは35バンドで、2012(平成24)年以来12年ぶりに、24日12:00~14:30に学生バンド枠を設け、山の手小学校・潮陵高校・水産高校から6バンドが出演し、このステージだけ無料で公開された。

 

 トップバッターの同小6年生ガールズバンド4人で構成する「cresc.(クレッシェンド)」は、小学3年の1月に結成。現在4年目に突入した。カバー3曲とオリジナル2曲を披露した。

 

 ギター&ボーカルのメグさんは、7歳からギターを父に教わり、友だちにもお父さんがベースを指導。ピアノとドラムの4人で、「今日初めて披露するあいみょんの曲もあり、一生懸命に演奏したい」と話していた。

 

 安定した演奏を披露したメグさんは、「いつも通り、練習した通りに演奏できた。メンバーが別々になっても、それぞれに音楽を続けたい」と話していた。

 

 潮陵高校軽音楽部2年生5人のバンド「タカハシソウゴ」は、部活動仲間が集まりメンバーの名前をバンド名にし、ゴールドストーンでライブ経験があり、東京事変のカバー曲を中心に演奏している。「暗いニュースばかりだけど、北の大地からエールを送りたい」と話していた。

 

 水産高校吹奏楽部からは4バンド12名が参加。2年生3人以外は3年生で、今回がラストライブ。これまでの集大成を聴かせたいと、熱い演奏となり大きな拍手が送られた。

 

 山の手と水産高校生バンドは、同実行委員会が実施するバンド講習会に参加しているバンドでもあり、これまでの集大成を披露した。

 

 2年生バンド「漢蛮(オトコバン)」、3年生同級生バンド「KAPPEI(カッペイ)」は、King Gnuの飛行艇やONEOKROCKのMemoriesなど4曲を演奏。幼馴染3人のガールズバンド「Infini(アンフィニ)」は、のさくらんぼや中森明菜のDESIREなどを披露。

 

 高校生バンドのトリを飾る「BON(ボン)」は、サボンアスターのできっこないよやらなくちゃなど4曲を熱唱し、会場を盛り上げた。

 

 斎藤実行委員長は、「エンペラ―を会場にしていた頃、高校生バンドが出演したこともあったが、今回、高校生から出演したいとの声があり、12年ぶりに高校生バンド枠を設けた。山の手・潮陵・水産の6バンドが出演し、卒業直近の3年生バンドがラストライブの思い出となり、発表する場を作ることができた」と話していた。

 

 聴いていた年輩の女性は、「高校生バンドは、北運河でも何回も聴いている。みんな上手。今日は他のバンドの演奏も楽しみに来た」と話していた。

 

 15:00からは社会人の10バンドエントリー。トリは蘭島発動機で8年ぶりの出演。

 

 最終日の25日(日)は、15年連続15回の常連で、札幌を拠点に活動する「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S.T.A)」を含む、11バンドがエントリー。最後はザ・パーティーズで締めくくる。

 

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