CoCo Beansクラフト教室展 テーマは“Colors”

 3月13日(水)〜17日(日)、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで、CoCo Beans(Yuki代表)の第16回クラフト教室作品展が開かれている。

 

 昨年、梁川通りに移転したアトリエ教室(稲穂4)と道新文化センターで学ぶ生徒10名と同代表のメタルエンボッシングアート・シルエットアート・グラスアート・カリグラフィー・タティングレースの5つの伝統工芸から、「Colors」をテーマにした約120点を一同に展示。

 

 どの作品も色彩の豊かさを意識した作品作りを心がけ、会場は、明るい春の雰囲気を醸し出している。日頃から熱心に取り組み、認定講師や指導員になるまで上達した人もいて、作品の素晴らしさや完成度の高さに、来場者は足を止めて見入っていた。

 

 同代表は、メタルエンボッシングアートのiMEA認定講師・日本グラスアート認定講師・日本手芸普及協会カリグラフィー部門指導員の資格を取得し、技術を伝授しようとアトリエ教室と道新文化センターで開講し、作品作りの楽しさを伝えている。

 

 会場の各コーナーでは、伝統工芸について解説されたパネルを添え、初めて見る人も楽しめるよう配慮している。

 

 レース編みに技法の一種で、シャトルと呼ばれる舟型の用具にレース糸を巻いて作るタティングレースの作品を展示。場所をとらずにどこでも気軽に楽しめ、アクセサリーをはじめ、幅広い作品を作ることでき、完成品からはきめ細やかさや丹精込めて制作した様子が感じられる。

 

 昨年1月に入会したShireenさんは、メキメキと上達しタティングレース作品25点を出展し、「髪留めやネックレス・イヤリング・ブレスレットなど、綺麗にできてとても嬉しい」と話していた。

 

 ベテランの笹岡昭子さんは、雪や春の宝石箱やモチーフ・イヤリング・ブローチなど11点を出展し、「タティング仲間が増えて嬉しい」と話していた。

 

 ギリシャ語で美しく描くとの意味があり西洋書道と呼ばれ、アルファベットや絵文字を専用のペンで描くカリグラフィーのコーナーでは、レッスン作品やオリジナル作品を展示。生徒の柳谷眞智子さんは母の日のカードを製作。クイリングペーパーで作ったカーネーションを添えて制作したセンスが光る作品からは、楽しんでいる様子が伝わる。

 

 同代表はテーマ“Colors”を、イタリック体で英語、ルタンダ体でドイツ語、フラクチャー体でフランス語の文字で描いた、最新作の「Colors」をはじめ、イタリック体の技術を駆使して、沢山の文字をグラデーションにして描いた見事な作品「Oh,Pretty Woman」を展示。

 

 同代表が15年間の集大成をメタルエンボッシングアート作品で発表。今でも大阪で指導を受け、年1度はコンクールに挑戦を続けている。

 

 国立新美術館で開催の第6回国際公募東京アート工芸2023に出展したオリジナル作品「Flores de Sol」(スペイン語)は、太陽の花びらを意味するオブジェ作品。株式会社アシーナ賞を受賞した作品や、「潮見台浄水場管理棟」など、メタルエンボッシングアートで表現した作品も展示。

 

 太陽光で印象が変わるシルエットアートやグラスアートコーナーは、同代表と認定講師の和田輝見子さんの作品を展示し、カラフルなモチーフで会場を華やかにしている。

 

 同代表は、「技術的なところも見てもらいたいが、出来上がった作品は、綺麗な作品が多いので、外の白と黒の世界から会場で色を感じ、豊かな気持ちになってもらいたい」と来場を呼びかけている。

 

 第16回CoCo Beans クラフト教室展

 3月13日(水)〜17日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)

 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料

 

 ◎小樽市アーティストバンク〜CoCo Beans(外部)

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