2025青少年のための科学の祭典小樽大会(古田和幸実行委員長)が、8月7日(木)・8日(金)にウイングベイ小樽(築港11)1番街3階通路で開かれ、参加した子どもたちは、科学に関する実験や工作・体験など26ブースをいくつもはしごして身近な科学に触れていた。
エネルギーや環境をテーマに、科学教育者や大学生・企業が手作りのブースを開設し、子どもたちには、科学技術に触れて興味や関心を持ってもらう貴重な機会となっている。
11:00~16:00の開催時間を5つに分け、各時間帯100名ずつとして小中高生を対象に事前に参加を受け付けたところ、2日間ほぼ定員に達する人気となった。
古田実行委員長はストローで立体模型のブースを担当し、「子どもたちの科学の場の提供を今後も続けたい。子どもたちの喜ぶ顔は良い」と話していた。
ヒトの目が立体的に見ることができる理由が分かる両目の秘密ブースや、水と油が混ざらないことや強く振って攪拌すると一時的に混ざり色の変化も楽しめるオイルモーションブース、きらきらレインボースコープ作って蛍光灯や外や空を見るだけで、光の色の並びを見ることができたり、万華鏡を作りに使った偏光シートはどんなもにに使われているかを知った。
東海大学の学生4名は、ビー玉を使ってプロジェクターを制作しLEDの仕組みを説明。北海道電力ネットワーク小樽支店の職員4名は、電気について楽しく学べるようにと、手動発電機でカメラを作動させる人力カメラやもぐらたたきでゲームを用意し、参加した子どもたちも楽しく学ぶことができた。
余市町在住の四ツ屋さん(小2)は、「もの作りが好きで工作も好き。夏休みの作品づくりも兼ねて参加した」と話していた。
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