8月9日(土)~11日(月)の3日間、レールカーニバルinおたる実行委員会・NPO法人北海道鉄道文化保存会(清水道代理事長)では、5月のGWと夏と10月3連休の年3回、廃線になっている旧手宮線を足漕ぎ自転車(トロッコ)で走行するイベントを、今夏は「小樽トロッコの旅夏きっぷ」と題し5台のトロッコを走行させ、多くの乗客で賑わった。
スタート地点には、小樽市総合博物館でしずか号生誕140年と大勝号生誕130号の祝う会が行われた際に使用された紙の大勝号も展示され、来場者の写真スポットとして親しまれていた。
10:00から20分おきに運行し、初日は、17都道府県と韓国・中国・カナダなどの外国人の予約客と当日客を合わせ209名が乗車体験を楽しんだ。
この運行に欠かせない桜陽高校・双葉高校・潮陵高校の学生ボランティアが協力した。10日は桜陽高校1年生6名が参加。スタート地点で走行に関する注意事項を伝える係をしていた女子高生は、「ゴールデンウイークにも参加し、何か人のために少しでも役に立てればと今回も参加した。4地点での仕事がありそこそこでやることが違い、スタート地点は初めだった。また参加したい」と話していた。
大分県から家族で北海道旅行中の小1男子は、「トロッコを走らせると涼しかった。もう1回乗りたい」と、何度でも乗りたくなるほど楽しんでいた。
清水理事長は、「国際色豊かで、言葉が通じなくても会話ができている。高校生ボランティアはやりがいがあり、いろいろな人と会い接客も経験し社会勉強に繋がる。若い力はとてもありがたい」と話していた。
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