旧手宮線ライトアップでナイトカーニバル2025

 

 

 ライトアップされた夜の手宮線をトロッコ(足漕ぎ軌道自転車)で乗車体験を楽しむ、ナイトカーニバル実行委員会(笠田健太朗実行委員長)主催「ナイトカーニバル2025」が、10月11日(土)~13日(月)で開催され、夜の中央通りから日銀通りの色内駅までの旧手宮線が普段見られない光景に包まれた。

 

 2021(令和3)年から始まり、毎年10月に開催してきたナイトカーニバルの2025は、小樽市が構成員となっている炭鉄港推進協議会が主催する「炭鉄港3DAY」にも、小樽港湾事務所みなとの資料コーナー特別開放とレールカーニバルinおたると共に参加している。

 

 日中開催のレールカーニバル実行委員会(清水道代理事長)の協力を経て、てみてんぐと新たに国鉄C55蒸気機関車を模した車両を導入。車両と線路をライトアップし、往復500mでの走行を楽しんだ。

 初日は約60名が乗車体験を楽しみ、12日(日)は雨で中止となったが、最終日は18:00頃から30名ほどが乗車して賑わった。

 同実行委員は、「札幌からわざわざトロッコに乗りたくて来た人もいた」と話していた。

 

 

 笠田委員長は、「手宮線の価値をもっとしってほしい。小樽運河と並ぶ価値が手宮線にはある。身近過ぎて良さに気づいていないのかもしれない。もっと好きになってほしい」と話していた。