北海道開発局小樽開発建設部では、10月23日(木)13:00から、小樽市立花園小学校(花園5・五十嵐宰校長)5年生39名と協働して砂入りペットボトルを製作した。

児童が地域の安全や環境・社会貢献について学ぶ一環として、2013(平成25)年から実施され、今年で13年目となる。
秋に滑り止め用の砂をペットボトルに詰め、2月に学校通学路周辺の砂まき体験や、小樽運河などの観光エリアで観光客と交流を図りながら、凍りついた地面に砂を撒いて滑り止めに活用してもらうためペットボトルを手渡している。

学校玄関前などの道路の整備をしている宮本土建工業の協力で、滑り止め用の砂が用意され、参加児童が再利用した2本と、北海道コカ・コーラリテール&ベンディング株式会社から提供を合わせ273本を製作した。
各教室で、オリジナルイラストに児童が色付けした2種類のラベルをに丁寧に貼り付け、ラベルには日本語・英語・韓国語・中国語による説明が書かれ、外国人観光客にも対応している。

橋本さんは「ぬり絵は、外国人観光客にも気に入ってもらえるように丁寧に塗った」と、赤井さんは「砂入れは楽しかった。外国人にもらってもらえると思うと嬉しい」と話していた。
担任は「次は2月にボランティアとして、大事な仕事をする決意を込め、皆さんにお礼をしてください」と児童に伝えた。
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