同僚3名で人命救助に貢献 小樽市消防本部が表彰

 7月21日(月)に小樽港第2ふ頭で発生した水難事故で、会社員の小山内公一さん(46)・柴田晃宏さん(44)・喜多裕二さん(57)の同僚3名が人命救護を行い、11月18日(火)16:00から小樽市消防本部(花園2・見山義秋消防長)で表彰状が贈られた。

 
 7月21日早朝6:50頃に、3名の観光客から、「小樽港第2ふ頭で70歳代男性が海に転落している」と、北星トラック株式会社で洗車を行っていた社員3名に助けを求められ、小山内さんが6:58に119番通報。柴田さんと喜多さんが、転落した男性が沈まないように手際よくロープを投げ、消防隊到着まで救護した。
 
 7:08現場に レスキュー隊が到着し、隊員が海へ飛び込み男性を救助。男性は病院へ搬送され、外傷もなく無事だった。
 
 この日は3名とも休日で、現場近くでトラックを洗車中だったこと、トラックドライバーだったのでロープさばきが上手だったことも、救護に貢献した。
 
 当時の様子を振り返り、小山内さんらは、「落ち着いて対応できた。これまでに助けたことはなかったが、事故が多いのは知っていた」と話していた。
 
 見山消防長は、「特別な訓練を受けていた訳ではないが、海にロープを使って助け感謝する。確保していただいていたので、消防の救助隊が速やかに陸上までの救出に繋がった。ご存じの通り、小樽は非常に長い海に面したまち。どういったところで水難事故が発生するか分からないところ。勇気のある行動をとっていただき感謝している。今回は意識もあり応急処置の必要はなかったが、一般市民の方が、しっかりと応急救護ができるよう、消防として救急講習を通じて、応急救護の方法を普及啓発していきたい」と感謝した。