ワイングラスタワー点灯式に小樽の高校生が協力

 

 小樽観光協会では、今年も冬の小樽観光の魅力向上を目的に、ワイングラスタワーを開催。

 

 ルタオ運河プラザ店のフリースペースを借り、地元高校生ボランティアの協力で制作展示が完成。11月30日(日)には13:00から点灯式が行われ、8色に輝くワイングラスタワーが、観光客の目を楽しませた。

 

 小樽未来創造高等学校4名・小樽潮陵高等学校4名・小樽桜陽高等学校12名・小樽水産高等学校1名のボランティアが、11月26日(水)から30日(日)まで、ワイングラス約2,000個を磨き、高さ3mの円錐形に積み上げ照明や電飾を施した。

 8色の灯が20秒ずつ照らしていく同タワーは、幻想的な輝きを放ちフォトスポットとなっている。

 

 今年は、OtaruNEXT100実行委員会とルタオの連携事業によるクリスマスツリーの展示にも高校生が協力し、よりクリスマスに相応しいロマンチックな空間を演出している。

 

 点灯のカウントダウンで同タワーが輝くと、居合わせた観客の温かい拍手が響いていた。

 

 リーダーで未来創造高2年の荒木りこさんは、「初めての参加で、土台づくりから手伝い、てっぺんのグラスも置かせてもらいワクワク緊張した。綺麗なワイングラスタワーをぜひ観てください」と話した。

 

 同高3年の和田さんは1年生から参加を続け、今年が最後とあって「これまで少数だったが今回は大勢の参加となり、21人全員が仕事を分け合いみんなで協力した。

 

 いつもは真ん中のラインが一列になるように作るが、今回は上から見るとグラスがスパイラル状(渦巻やらせん状)に回っているように見えるよう作り方を変え、オリジナリティを出した。下の装飾もツリーに合わせて変えたりといろいろと工夫した。今後も未来創造高生や地元高校生が協力して、10年、20年と続けてくれたら嬉しい」と話していた。

 

 ワイングラスタワー 11月30日(日)~2026(令和8)2月15日(日)10:00~22:00

 

 ◎小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」(外部)
 ◎関連記事