12月20日(土)、NPO法人北海道子育て支援ワーカーズが管理運営を担う、小樽市地域子育て支援センター「おやこの集いの場」が、ウイングベイ小樽(築港11)1番街4階に開設され、18日(木)14:00から報道向けに内覧会が開かれた。
おやこの集いの場は市内4カ所目の子育て支援センターで、“何度でも気軽に訪れることのできる居心地の良い施設”をコンセプトに、806.5㎡のスペースを6つのエリアに分けた。就学前の子どもと保護者を対象に定員100名を予定している。
設計・施工はSPACE(東京都)札幌事務所チームで、地元の企業にも協力を求め、「ここで知った小樽のことを友だちに話したり、小樽を好きになれるそんな場所になればと思う」と期待した。
木のおもちゃでままごとごっごあそびができるコーナー、小樽の坂をイメージた滑り台などがある運動スペースがあり、衝撃を吸収するクッションフロアになっている。
市内在住の絵本作家・こぐれけいすけ氏がデザインした郷土愛を育む壁面装飾が3カ所あり、全体の空間を絵本にと「小樽のあいうえおえまき」で、ひらがなから小樽に関連した人・物・風景などを連想できる。
長時間滞在したい母親の思いから、持ち込みの可能で高さの違うテーブルと椅子が用意された飲食可能なコーナーも設け、気軽に相談できるコーナーもある。
積木や電車で遊べる小さなつどいコーナーやハイハイする赤ちゃんが利用できるスペースなど、知らない人同士が自然に目が合う距離3mを意識したコーナーを3つ設けている。
小樽市子育て支援課では、「気軽に何度でも居心地の良い施設。何度でも足を運んで、気になることがあれば気軽に相談も活用してもらいたい」と話している。
12月20日(土)10:30にオープンし、月・火・金~日曜(祝日含む)に開館。年内は10:30~15:30、1月からは10:30~16:30。入場無料。
毎月親子向け講座を開催し、12月26日(金)11:00~11:45は、未就学児と保護者・先着20組を対象に、「わらべうた遊びと新聞紙遊び」を開催。問合せ:080‐8279‐5837。
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