令和8年度危険物安全週間 小樽市車両パレードで啓発

 小樽市消防本部(入井直樹消防長)は、6月7日(日)~13日(土)まで実施の令和8年度「危険物安全週間」に合わせて、6月8日(月)11:00より車両パレード出発式を行った。
 
 危険物の貯蔵及び取扱いに係る火災予防など保安に関する知識と高揚及び啓発の推進を図る事を目的としている。
 
 参加者は、小樽消防安全協会上参郷光祐会長をはじめ、危険物部会役員、各タンクローリー車参加事業所職員並びに小樽市入井消防長、管理職、小樽市消防団長ら30名が出席した。
 
 入井消防長は、「危険物による事故は、毎年のように大きな事故が発生。昨年全国で700件発生し、火災が250件、流出事故が450件。この事故件数は、微増微減を繰り返しながら増加傾向にある。平成元年には事故総数350件だったのが700件となり事故の件数は2倍でも施設件数じたいは、昭和初期の60万件から今は約37万件となり事故は倍となったが、危険物施設は4割減少してて、4倍程度の事故の増加となる。
 
 事故防止には、危険物事業所のみなさんの日頃の努力の保安活動が重要。引き続き、各事業所の保安体制の確保をお願いしたい。
 昨年市内では、流出事故2件、破損事故が1件あった。幸いにも大きな影響がでる事故には至らなかったが、後志管内にニセコ町では、宿泊施設から重油約2000ℓが流出している。速やかに対応できるよう消防としても訓練等で対応し、立入検査等で保安体制を確認している。危険物施設の立入検査や、屋外タンクでの火災を想定した訓練を予定している。危険物事業所と消防機関がタッグを組んで市内において危険物の事故が発生しないよう取り組みたい」と、強調した。
 
 
 引き続き、上参郷会長は、「危険物安全週間がはじまり、我々、危険物を扱う者として、一般のみなさんにとって重要で生活が楽で安全にできるものであるが、扱いを間違うと大きな災害に繋がる危険もある。日頃から意識を持ち今日の安全週間を通じて一層の安全意識と、車両パレードを通じて一般市民のみなさんにも、危険物を扱う事を広くみなさんに知ってもらいたい。車両を運転する方には、安心安全に広報ができるよう今日1日頑張ってもらいたい」と、激励した。
 荒田商会・半田久雄さんは、「2024(令和6)年の危険物安全週間の実施にあたり、市民のみなさんへ危険物の保安に対する意識の高揚と啓発を目的とした呼びかけを行うため、小樽危険物安全協会のタンクローリー車5台・消防車両2台により、只今より車両パレードを実施する」と出発の報告をした。
 
 
 車両パレードには、同安全協会に加盟している株式会社樽石・株式会社荒田商会・杉商株式会社・河辺石油株式会社・六光石油株式会社の5台のタンクローリーと、先頭に消防車両、最後尾には小樽消防団の車両で、全7台が参加した。
 
 車両は、同庁舎を出発し、産業会館前を左折、手宮支署前を右折して東小樽交差点、桜ロ―タリーを通り、新光十字街を右折し、国道5号線を通り、再び庁舎へ戻った。
 
 なお、6月11日(木)危険物施設火災防御訓練を、小樽市市民消防防災研修センターで14:00から予定している。