小樽市内5つの海水浴場がオープンし夏本番を迎えた7月13日(日)、2025 Marine Festa in otaruが、小樽の夏をまるごと楽しもう!と4会場で開催された。
第1会場の小樽築港臨海公園前水域では、水上オートバイ体験乗船とカヌー乗艇体験会が開催され、インストラクターと共に、水上オートバイは3歳以上を対象にスピード感を味わい、カヌーは小学生以上を対象に操舵したり、貴重な体験をして楽しんでいた。
第2会場の小樽港マリーナ(小樽海の駅)では、モーターボート・クルーザーボートの体験乗船会をはじめ、小樽開発建設部の港湾業務艇「みなずき」に乗って、海上からの小樽港について学んだり、小樽海上技術短期大学校の練習船「はりうす」の一般公開なども行われた。
建物内では、同短期大学校の生徒による様々な結び目のロープをボードに飾る「ノット・ボード」を作ろう体験も行われ、同大1年の葛西君は、「水産高校から同短大に入学し、将来は航海士を目指している。今日は子どもたちと一緒にノット・ボードの制作を手伝ったり楽しかった」と話していた。
小樽水産高校による缶詰巻締体験やなまこやウニなど海の生き物に触れる事ができるタッチプール、水槽で稚貝から3年飼育したホタテを展示したり、子どもたちが夢中で参加していたカニ釣り体験、半田ゴテを使った携帯ラジオ製作体験、新たな試みとして顕微鏡でプランクトンを見るなども行われた。
小樽海上保安本部による制服試着コーナーや、海上保安庁の仕事や海難防止について楽しく学ぶコーナー、オリジナルグッズが当たる缶バッチやシークレットが入ったガチャに人気があった。
キッチンカーが並び飲食を楽しむ人々で賑わい、20バンドが出演したベイサイドライブVol.16も開催され、大いに盛り上がった。
第3会場のウイングベイ小樽内オタルボウル、第4会場の新日本海フェリーターミナルではフェリーらべんだあ船内見学会や、小樽ジュニアフィルハーモニーオーケストラの演奏会など様々なイベントが開催され、夜には70発の花火が打ち上げられた。
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