株式会社ベルーナ(埼玉県・安野清代表)の子会社・株式会社グランベルホテルが運営する小樽グランベルホテル(堺町1・石本敬伍支配人)の7月18日(金)開業を前に、16日(水)9:30から報道向けに内覧会が開かれ、ホテル内部が公開された。
同社は、2021(令和3)年4月の札幌グランベルホテル狸小路・すすきのグランドホテルなど北海道でホテル展開を行い、今年3月には札幌ホテルbyグランベルを開業し、札幌市内で都市型ホテルの基盤を築いた。2021(令和3)年に定山渓、2023(令和5)年に洞爺湖サンパレス、ザ・レイクスイート湖の栖、ニュー阿寒ホテルもグループに加わり、リゾートホテルも展開中。
同ホテルは、同ホテルグループ北海道エリアで8施設目で、小樽の文化や歴史との調和を目指し、レトロな景観が広がる小樽運河が一望でき、観光スポットまで歩いてすぐの好立地にある。
施設内覧会に先立ち、石本支配人は、「地域活性化に尽力したい。小樽市が現状よりも活発となるようゲスト誘致に努め、市民・全世界・全国各地の人々に愛されるホテル運営を目指したい」と述べた。
小樽駅から徒歩15分・運河へは徒歩1分と、観光へのアクセスは抜群の立地。地上6階建て高さ約25m総・客室数159室・収容人数332名の都市型ホテル。
1階にレセプションカウンター・レストラン会場、2〜5階は客室フロア、6階は大浴場とテラス・バーを設けた。客室は7タイプ・159室、角部屋のコーナースイート4室(54㎡)は、ソファベッド使用で最大4名まで宿泊可能な家族やグループでゆったりと過ごせる空間。
デラックスツイン6室(37㎡)は壁を取り払いオープンな空間に。スーペリアダブル3室(24㎡)はリラックスした滞在を提供。ユニバーサル2室(21㎡)は、浴室・トイレに手すりを備え、バリアフリールームで車椅子にも対応。ツインタイプ46室(19~21㎡)、160cm幅のベッドを備えたダブル34室(18㎡)、ハリウッドツイン64室(18~21㎡)。
八角形をモチーフにしたレストランでは、朝食は道産の新鮮食材を使用した地元ならではの約70種類の料理を和洋ビュッフェ形式で、ランチメニューは、海鮮丼やハンバーガーなど北海道食材を使った料理を提供。
6階の夜景と共に楽しむループトップバーは、北海道産のカラマツを採用し北海道で初の木工加工も行い、地産地消を実現しCO2の削減にも貢献。小樽ビールや小樽ワインなどを宿泊客以外にも提供。石狩湾を一望できるロケーションの展望露天風呂もあり、サウナ付きで水深1.2mの水風呂や外気浴スペースを完備。
ホテルの随所に、小樽市総合博物館所蔵2万点の中から選定した写真を展示し、小樽花園商店街の様子や花園飲み屋界隈など、当時の小樽の様子も感じられる。
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