TINY JAZZ STEPS 実行委員会(髙橋奏多代表)主催のJAZZライブ 「TINY JAZZ STEPS vol.3 JAZZの原石が輝く瞬間」が、小樽八角屋堺町店(堺町1)2階から1階店舗内に会場を移し8月24日(日)15:00に開催。小学生から大学生までの6バンドが出演し、常に満席となり熱気に包まれた。
トップバッターは、実行委員長率いる髙橋奏多クインテットが、ドラム・ベース・ギター・サックス・ピアノの5名で出演し、スタンダードのカメレオンなど4曲を演奏した。
続いて、ジュニアジャススクールに通う中学2年生2名とボストン・バークリー音楽大学留学から帰国した高校3年生が初出演。今回はベース・ピアノのサポートが加わり、「A‐flat minor」など4曲を演奏。
ドラムの本間清鷹さん(中2)は、小1からドラムを始めて8年目で、「TINY JAZZ STEPS初出場で、会場は写真で見るよりも広くて音響も整い、ドラムを叩きやすかった。客席も良く見えて聴いている人の顔も見え良かった。今後の目標は、バークリー音楽大学に行き、そこからアメリカで勉強しプロドラマーになりたい」と話していた。
ギター担当の大原丈弘さん(中2)は、「魚屋さんみたいな場所での演奏は初めての体験。このような機会があまりないので、気持ち良く演奏できた。失敗したところもあったけど、これからも練習を続けていきたい」と話した。
2004(平成16)年に北海道に移住し、札幌を拠点に活動するベーシストの柳真也氏がゲスト出演。今回出演した6バンドとのセッションは、出演者にとっても来場者にとっても貴重な時間となった。
今年2月にスタートしたライブも3回目となり、イベントのコンセプト「コミュニティの外の人と中の人を繋げる」にかなった出演者が毎回増えているのも、主催者にとっては嬉しい限りで、イベント名にちなみ、このライブをレベルアップの小さな一歩になるよう、これからも開催を続けていく予定だという。
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