フィリピン・ミンダナオ図書館へ物資支援

 9月30日(火)16:00から、小樽双葉高等学校同校生徒会執行部とボランティア部(古田和幸顧問)1~3年生21名が集まり、フィリピン・ミンダナオ図書館への支援物資の梱包作業を行った。

 阿部建設からの作業服や本願寺小樽別院仏教婦人部が窓口となって集めた靴や衣服・タオル類などを、150L入りの段ボール箱2箱に詰めた。

 

 この物資支援活動は、2008(平成20)年からNPO法人otaruワールドフレンズさんとの協力で支援活動を行ってきたが、同団体が解散したため、現在活動の引き継ぎ継続している。

 

 支援物資にはルールがあり、履き古した運動靴ではなく、まだ使用できる綺麗な物やもらって嬉しい物を送るなど、教えられたことを守り続けている。

 

 ボランティア部の三影部長(3年)は、「ミンダナオの皆さんの日常生活の少しでも助けになるよう努力できればと思う」と話し、林生徒会長(2年)は「今年2回目の参加。夏休みに京都の本山で研修してきたことを踏まえ、フィリピンの方の物資が乏しいところにどんな支援ができのか、僕たちが不要になったものを使ってくれたら嬉しい。物を粗末にしないで丁寧に使わなければ」と話した。

 

 

 支援物資の発送は年1〜2回実施し、前回は今年2月の宗教研修会で、当番校だった同校と旭川龍谷高校・札幌龍谷高校の3校合同での支援活動以来となる。

 

 受け取った現地の人からは感謝の手紙や写真が送られ、古田顧問は、「ボランティア部の部員も増えてきている。引き続き活動を続けたい」と話していた。

 

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