映画館の街・小樽を再現!市立文学館の新企画展!

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小樽最後の単独映画館、東宝スカラ座
(平成6年頃)

映画館全盛期の小樽
(昭和33年頃、花園1丁目界隈)

写真提供市立小樽文学館


 絶頂期の1957(昭和32)年には、延べ591万7,228人、市民1人が年間30.5回映画を鑑賞したという、かつて、北海道随一の映画館の街だった小樽。この小樽の映画館の時代を再現する、市立小樽文学館(色内1)の企画展「小樽・映画館の時代」が、2月2日(木)から開催される。
 フランスで、大画面に投影するシネマトグラフの映画が考案されたのは1895年。小樽では、早くもその2年後には、シネマトグラフによる最初の映画興行が行われたという。
 1909(明治42)年には、妙見河畔に活動写真常設館第一号の神田館がオープン。公園館、稲穂館(富士館)、電気館、映画興行専門館が相次いで開館。大正末期に、すでに10館を数えたという。映画に関しては、先進的な都市だった小樽。
 市立小樽文学館(色内1)では、この、かつて映画の街として栄えた小樽の映画館時代を浮かび上がらせる。同企画展は、当時使われたポスター、看板、時間表、プログラムなどを展示し、往時の映画館の一画を再現する。
 小樽でロケーション撮影が行われた映画、小樽出身の映画人を紹介し、小林多喜二、伊藤整、八田尚之、山中恒、石原慎太郎ら、小樽ゆかりの文学作家と映画の関わりも紹介する。
 同文学館では「家族、恋人、知人、あるいは見知らぬ他人どうしが一枚の銀幕に心を集め、ともに笑い、泣き、ときめいた『映画館』という特別な空間が、ひしめくように軒を連ねた時代を振り返り、『街のなかの文化的空間』のありようを、改めて考えてみる企画展としたい」としている。
 同館では、現在開催している「まち・見て歩き」を1月29日(日)で終え、新しい文学館企画展「小樽・映画館の時代」への展示替えのため、1月31日(火)から2月1日(水)まで臨時休館期間とする。
 「小樽・映画館の時代」は、2月2日(木)から4月2日(日)までの9:30~17:00。入場料一般300円、高校生・市内在住の70歳以上150円、中学生以下無料。

 「小樽・映画館の時代」


 市立小樽文学館HP