大トリの「天狗桜」3分咲き!天狗山の樹齢100年の桜!


tengusakura2.jpg  小樽市街の桜が満開から葉桜へと移り変わる中、市内で一番最後の大トリに咲く「天狗桜」が開花を迎え、一気に3分咲きとなった。
 天狗山山頂駅脇の広場にある樹齢100年のエゾヤマザクラは、枝ぶりの良さで知られ、小樽市街と石狩湾を一望する絶景の眺望地点にある。
 標高532mの天狗山山頂の桜は、市内中心部との標高差から市内で一番遅い開花を迎える。小樽で最後に咲く大トリの桜として知られる。樹齢100年の大木のエゾヤマザクラの満開時には、見事な光景が広がる。広場に一本立ちの「天狗桜」は、映画やテレビのロケにも取り入れられるなど人気が高い。
 この2,3日の温かさで、5月17日(水)に開花を迎えたが、天狗山ロープウェイには道内各地からも 「天狗桜は、まだ咲かないのか」 との問合せが多く寄せられている。
 今年は、大雪や低温の日が続いたことから、5月末に満開を迎えるだろうと予想されていたが、ここ2,3日の気温の上昇で、多くの蕾が膨らみ始め、ピンク色の花が3分咲きとなった。このため、天狗山を運営する中央バス観光商事では 「今週末には満開を迎えそうだ」 という。
tengusakura1.jpg 昨年は、5月27日(土)頃に3分咲きとなったが、今年は急な気温の上昇で、それよりも10日も早い。昨年の満開日は、29、30日だったが、今年は今週末にも満開のピークを迎えることになりそうだ。小樽市街を一望にしながらの「天狗桜」のお花見を予定している人は、この週末が狙い目だ。
 天狗山では、登山シーズンの開幕を告げる山開きが6月4日(日)に行われる。今年は、世界環境デー(6月5日)にちなんで、ロングラインコースを登りながらゴミを拾うクリーンハイキングを実施する予定で、ボランティア参加者を募集する。参加者には、山頂で豚汁やジュースなどのサービスがある。問合せ 天狗山ロープウェイ 33-7381
  「天狗桜」開花情報