ノロウイルス感染症に注意を!小樽市保健所


 小樽市保健所(外岡立人所長)は、市内飲食店でのノロウイルスによる食中毒の発生を受け、ノロウイルス感染症に注意を呼びかけている。
 市保健所によると、飲食店からの食中毒発生のほかに、医療機関の情報で小樽市内や札幌市内で嘔吐や下痢の症状を呈する患者が増え、小樽市内に居住する患者の便からノロウィルスが検出されたという。
 ノロウイルス感染症は非常に感染力が強いため、特に学校や高齢者施設などにおいて集団感染が発生しやすく、今後、発生に注意を払う必要があると、手洗いの励行や施設の衛生保持を呼びかけている。
 市保健所では、「感染拡大が予想されますので、飲食店、宿泊施設、学校、高齢者施設などにおいては、感染予防のため、従事者を含め、なおいっそう施設の衛生保持に努めていく必要がある」としている。
 特に、施設の職員や学校などの児童から、嘔吐や下痢の症状がある場合は、出勤や登校を控え自宅で療養し、飲食店や高齢者施設などでは、手洗いの励行や厨房の衛生保持を図るよう呼びかけている。
 問合せ:0134-22-3110 小樽市保健所 健康増進課

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