羽ばたく白い看護帽!小樽看護学院卒業式! 


nurse2.jpg 陽春の暖かい日差しが差し込む3月9日(金)、市立小樽病院高等看護学院(東雲町9・鈴木隆学院長)は、校舎移転後、初めての卒業式を行った。
 同校は、昨年8月に市立小樽病院(若松1)から、閉校した旧堺小の建物に移転した校舎で初の卒業式となった、第37回となった卒業式では、31名(男2・女29)の学院生が卒業した。会場となった2階体育館には、卒業生見送りのため、父母約50名と在校生61名が集まった。
 父母らの温かい拍手で迎えられた看護師の制服姿の卒業生は、一人一人ゆっくりと鈴木学院長から卒業証書を受け取った。学院長は、「校舎が移ってから初めての卒業生です。看護は、病んだ傷・心を治すサービスです。質の高い看護をしてほしいという期待に応え、学び合っていきましょう」と挨拶した。
nurse1.jpg 来賓の山田勝麿小樽市長は、「卒業の日を迎えおめでとうございます。医療の環境はめまぐるしく変わり、より高い技術に期待が寄せられています。これからも新たな知識と技術の習得に励んでもらいたい」と期待を寄せた。
 卒業生の原田亮太さん(21)は、「実習での辛い時に、患者様のありがとうや明日も待ってるねの言葉に勇気づけられました。卒業生31名は看護師としてのスタートラインに立ちました。それぞれの看護の道を歩んでいきます」と決意を述べた。
 卒業生31名のうち、市立小樽病院に10名、市内民間病院に1名、札幌や道外の病院に15名の計26名は就職。5名は、助産婦学校などに進学することになっている。

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