ウィングベイ小樽の空洞化さらに!大型テナント撤退

hasegawa.jpg 大型テナントの撤退や移転などで空洞化が進むウィングベイ小樽(築港)で、今度は、2番街の3階(約6,600平米)フロアにあるインテリア・雑貨「スウィートデコレーション」と健康グッズ「ファイテンショップ」が撤退することが分かった。



 同ショッピング施設は、現在、「メガアウトレットおたる」の撤退と「喜久屋書店小樽店」の移転などで、築港駅よりのシーブ棟1番街の3・4階が完全閉鎖となっている。
 その隣の2番街の3階にある大型テナント・長谷川グループ(長谷川貫一・代表取締役社長)の「スウィートデコレーション小樽店」と「ファイテンショップ」が閉店することになった。
 現在、同店では、責任者が海外出張中のため詳細が分からないとしているが、23日(土)から完全閉店セールを始める。店内では、従業員たちが、閉店セール告知用の掲示板作成などの作業に追われている。「僕たちもつい先日閉店することを知った。いつ完全に閉店するかは分からないが、テナント契約満了ということで、閉店は確実」(スタッフ)と話していた。
 同店のある2番街は、1階から3階までの吹き抜けとなっており、4階には、映画館とスポーツ施設が営業してエスカレーターでつながっている。1番街の3階と4階のようにシャッターを下ろして全面閉鎖することになれば、空洞化が一挙に進む。同店スタッフによると、「スウィートデコレーションがいつ閉店するかハッキリしないので、次のテナントも決まってないのではないか」 という。
 同施設を運営する小樽ベイシティ開発では、「担当の人が休みなので分からない」 としている。
 小樽築港の巨大ショッピング施設の進む空洞化で、テナント出店者の中には、「新しくテナントが入るという話も聞こえないし、これからどうなるんだろう」 と不安視する声が広がっている。
 関連記事1 関連記事2 関連記事3