灯はLEDに 消費電力半分・CO2削減


led.jpg 小樽の地元企業の間で、消費電力を半分・CO2を大幅削減するLED照明灯の設置が進んでいる。
LED照明灯は、ランニングコストやCO2の削減のほか、水銀を使用しないことから環境にやさしい灯として知られている。環境問題が取り沙汰されている中、全国・道内でも使用する企業が増えている。
これに目をつけたのが、昨年から社内に環境事業部を設置してエコ長靴を開発した「株式会社ミツウマ」(奥沢4・ 小舘昭一代表取締役社長)。「CO2の削減を目指したい」と、小樽の本社・工場で使用する蛍光管1,000本を順次LED照明灯に差し替えることにした。
同時に販売権も獲得し、小樽の地元企業にこの照明灯の使用を促している。第1号で設置したのは、同社隣接地にある清掃業・廃棄物処理の(有)大森産業。本社駐車場の灯4本を差し替えた。
また、3月初旬から店舗改装している小樽信用金庫入船支店(入船1)は、市内の金融機関で初めてLED照明灯の設置を行った。これは、全国の信用金庫でも珍しいという。同店では、エコ通帳の導入や支店独自に環境問題への取組を行っており、その一環として、応接室の蛍光管8本の差し替えを行った。
長靴メーカーのミツウマは、「この4月からLEDを設置したので、消費電力が約半分、CO2の大幅な削減にもなる。小樽でも何件かの企業から問合せがあり、市内で普及させたい」としている。
問合せ:0134-2-1113 株式会社ミツウマ 環境事業部