第3回ふね検定 フェリー・らいらっく船内で開催


 船舶免許試験機関の(財)日本海洋レジャー安全・振興協会主催の「第3回船の文化検定『ふね検』」が、7月12日(日)、小樽をはじめ全国12ヶ所で一斉に行われる。
 「ふね検」は、同会が「より多くの人に船や海のことを知る機会にしたい」と、昨年9月からスタート。過去2回の受験者は、全国で約800人とまずますの滑り出しという。北海道事務所が置かれている港町・小樽でも試験が行われ、業界関係者や一般人など29人が受験した。
 検定試験は初級・中級・上級の3ランクで、船の歴史、文化、しくみ、運航、遊びの5項目に関する問題が50問出題される。問題は、「日本一の高速フェリー・ジェットフォイルの最高速度は」や「紀元前から1000年以上にわたって地中海で活躍した船は」など。検定料:3,000円。
 「雑学としても使えるし、船のことが好きな人はもちろんだが、一般の人でもおもしろいと思う」としている。
 初級は正解率70%以上、中級は80%以上、上級は90%以上で合格となる。

 第3回の今回、小樽では、「『ふね検』を利用して、学び、見て、体験する」をテーマに、受験申込者に対して、試験会場のフェリー・らいらっくのブリッジや船内見学、モーターボートの操縦体験の特典を設けた。
 モーターボートの体験乗船は、試験日以外の7月18日・20日、8月13日・14日・15日の5日間で、1日最大14組まで参加出来る。「一枚の受験票で3名乗船できます。受験者本人でなくても、家族や友人も乗船することができます。免許が無くても操縦体験できます。免許をお持ちの方で、操縦の練習をしたい方は操船アドバイスします」としている。
 「ふね検」の問題集(初級1,200円・中級上級1,470円)は、同事務所(色内1・松田ビル1階)で販売している。6月15日(月)までに、「小樽ジャーナルで『ふね検』の記事を見ました」と同事務所にFAXすると、抽選で10名にこの問題集がプレゼンされる。FAX送信は、郵便番号・住所・氏名・電話番号・生年月日・性別を記入して、0134-32-4371まで。
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