小樽商工会議所が引越し 経済センターで業務開始


syokomove.jpg 小樽商工会議所(色内1・鎌田力会頭)が、6月26日(金)、約2億円で購入した旧日専連ビル(現・小樽経済センター・稲穂1)に引越しした。
 同会議所は、1933(昭和8)年に建設された色内大通り沿いの建物内で業務を行っていた。建物は、3階建・鉄筋コンクリート造の延べ1,370平米で、外装は石川県産千歳石で彫刻が施され、正面玄関には土佐産の大理石が用いられている。昭和初期の貴重な建造物として、市の指定歴史的建造物となっている。 このほど、建物の老朽化などを理由に、国道5号線沿いの旧日専連ビルに移転することになった。
 26日(金)夕方から、職員は、委託業者とともに職員も一緒に汗を流して、まとめた書類や机、イスなどを積み出し作業を進めた。

深夜に積み出したものを経済センター3階へ運び、この土日で事務所整理を行い、29日(月)から通常業務となる。
 中松義治専務理事は、「市の指定歴史的建造物のため壊せないので、このまま利用出来る人に買ってもらいたい。これまでも、建物を見に来てくれる人もいて、美術館とかレストランとか、色々な使い道があると話している。引越ししてから、建物の評価をしてもらって売却額を決めたい」としている。
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