揺れる小樽CC 28日に臨時総会 現役員が総退陣

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 理事長による経費の私的流用で、理事長・常務理事が辞任し、大揺れに揺れている小樽カントリー倶楽部(銭函3)は、9月28日(月)に臨時総会を開き、これまで不透明な経理を調べていた調査委員会の報告を受け、同日付で、現役員が引責辞任し、総退陣することが分かった。
 小樽カントリー倶楽部(高田義人理事長代行)の臨時総会と、同倶楽部を所有する株式会社小樽ゴルフ場(高田義人代表取締役)の臨時株主総会は、9月28日(月)18:30、グランドパーク小樽(築港11)5階「樹林」で開かれる。
 同倶楽部の臨時総会では、理事・監事の辞任と調査委員会報告の件が議題となっており、同社の臨時株主総会では、役員の辞任と同倶楽部調査委員会報告の件が議題となっている。
 今回、同社の役員候補には、取締役3名、監事3名の名前が挙がっている。
 取締役には、田宮馨(小樽信用金庫監事)、小野木正章(歯科小野木医院院長)、西條文雪(西條産業株式会社代表取締役、小樽商工会議所副会頭)の3名。監査役には、谷口良材(社会福祉法人札幌緑花会理事長)、美浪宣雄(株式会社新宮商行顧問)、田中宏(田中法律事務所弁護士)の3名を、新たに選任することを求めている。
 同倶楽部の役員は、(株)小樽ゴルフ場の役員と重複することが慣例となっており、今回、この新たに選任される人が、同倶楽部の理事・監事に選任される公算となっている。
 しかし、この臨時総会では、菅原春雄前理事長が、出張旅費約500万円を私的に流用していたことや、前常務理事に報酬の支払いの事実が浮かび上がっており、この間の不透明経理を調査していた調査委員会の報告に関心が集まっている。
 同倶楽部では、3年前から預託金制度を導入しており、この結果、会員券の市場価格が暴落して会員からの不満が高まっていた。しかし、市場価格で、30万円~60万円前後だったものが、菅原理事長の辞任以後は、この市場価格が急騰しており、現在では、130万円~200万円までに値上がりしている。
 しかし、今回の臨時総会で、不透明経理の解明や預託金制度の行方次第では、また、会員券価格は急落する可能性もある。
 これらのことからも、28日(月)に開かれる臨時総会・臨時株主総会に大きな関心が寄せられており、会員の中でも、今回だけは総会に出席して意見を言うという人も多くおり、この総会の行方に注目が集まることになる。
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