市と国が合同庁舎の敷地交換 解体後は「多目的広場」に

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


minatotyosya.jpg 小樽港第3号ふ頭と第2号ふ頭基部で進められている小樽地方合同庁舎新築工事が来年3月末で終了するが、現庁舎解体後、市と国は、庁舎が新築されている市有地と、現庁舎の国有地の敷地を交換することにしている。
 新庁舎は、旧日本農産工業跡の市営駐車場用地などの敷地7,500平米(うち5,800平米が市所有)に建設されている。道隔てた山側にある現庁舎が建つ国の土地は、6,200平米。
 2010(平成22)年3月末に新庁舎が完成し、4月から5月の間に入居機関の引越しが行われる。この後、5月から12月までで現庁舎の解体工事が行われ、市と国は、土地の交換を行う。詳細は今後つめることにしている。
 市は、現庁舎の解体後は「多目的広場」として位置づけ、イベント開催のために利用することを、今年1月に庁内で決めた。「内容を見てからだが、街の振興のイベントがあったときは、活用してもらう。しかし、今のところ、イベントは潮まつりの1件だけ」という。
 市港湾室では、「来年いっぱいは解体工事で、土地の活用は再来年の2011(平成23)年春からとなるが、駐車場にする考えはない。これからの利用実態を把握し、ニーズを確かめて、これから活用策を探る」としている。
 この市の考え方に対し、観光事業者は、「多目的広場といっても、目の前に6階建ての新庁舎があり、横浜の山下公園みたいな目の前に海が広がるロケーションとはならない。イベント広場と言っても、潮まつりのイベントしかないので、そのイベント以外に何も活用策がないのでは、無策だと思う」と指摘している。
 夏期のシーズン中には豪華クルーズ客船が何隻も往来する、第3号ふ頭と第2号ふ頭基部にある6,200平米の土地を、今後、市がどのような活用策を講ずるのかが注目される。
 関連記事