写メで投稿イベント 商大生の雪あかりの路


yukiakari-mobile1.jpg 小樽商科大学(緑3)の学生たちは、2月5日(金)から開催する「第12回小樽雪あかりの路」で、初の試みとして、イベントを撮影した写真を携帯メールで投稿する新企画の「ケイタイフォト・スライドショー」を実施することを決めた。
 これは、市内3中心商店街とのコラボイベントの一つ。商大と小樽市の包括連携協定の一環で、市の地域経済活性化等推進資金基金(200万円)を含む計約260万円の予算で行われる。商大生たちが、都通り・サンモール・花銀の3商店街に分かれてグループを作り、雪あかりの路を訪れた市民と観光客に商店街の回遊を促す企画を用意する。関連記事
 3商店街と雪あかり会場に投稿用アドレスのQRコードを設置。市民や観光客など来場者たちが撮影した写真を携帯で手軽に送信出来るイベントとなる。
 投稿写真は、インターネットの専用ページで公開するとともに、都通り商店街でプロジェクタによるスライドショーを行う。これで、「インターネット上とスライドショーで広報効果を高める」としている。
yukiakari-mobile2.jpg 携帯メールの受信サーバーは商大ビジネス創造センターのものを使用する。現在、この投稿用コンテンツの製作を進め、5割程度の完成度としている。すでにJR小樽駅の協力で実験も行っており、近日中には完成させたいと意気込んでいる。写真を投稿した人には、参加インセンティブ(報酬)として商品券を贈呈することを検討中。
 同大では、この雪あかりの路のイベントのほか、「将来の観光振興・商店街振興に活用を想定した参加者データおよび提供写真データ等の収集を行う」ことも目指している。
 ケイタイフォト・スライドショー