市長が被告の住民訴訟が結審 11月11日に判決

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 小樽市山田勝麿市長が新市立病院建設のために基本設計を発注・中断し、業務委託料2,581万円を支払ったのは、違法・不当で市に返還せよと求め、札幌地裁に提訴されていた住民訴訟が、8月26日(木)に結審し、判決言渡が、11月11日(木)と決定した。
 この住民訴訟は、稲穂在住の松浦光紀さん(64)が、2008(平成20)年10月3日に市への監査請求が棄却されたことから、同月28日に札幌地裁に提訴した。同年12月に第1回口頭弁論が開かれ、以降、第11回までの口頭弁論が開かれていた。
 第12回の最終口頭弁論は、8月26日(木)10:00から、札幌地裁701号法廷(橋詰均裁判長)で開かれ、原告、被告双方から最終弁論書が提出された。また、原告から申し出のあった意見陳述が許可され、「住民訴訟は国民の権利と考え恥ずかしながらチャレンジしてきましたが、裁判など初めての経験であり、民事裁判のルールもマナーも知らない全くの素人である私が最終弁論までこれたのは、私を励ましてくれた皆様のおかげ」とし、裁判所に対し、公正な立場からの的確な判断を下してもらうように求めた。
 約2年に及ぶ監査請求及び住民訴訟も、いよいよ最終局面になり、11月11日(木)13:15から判決の言渡が行われる。
 原告の松浦さんは、「住民訴訟の壁、立証責任のハードルが高く、今回やってみて、その壁を壊すために皆がチャレンジしないと、その壁が中々低くならない。チャレンジを続けることによって、市民の意見を聞いてもらえることになるのではないかと思う。約2年やってきたけれどあっという間で、非常に勉強になった。勝ち負けは分からないけれど、住民訴訟で問題を提起してきたことは、大変意義があったと思うが、大変だった。この訴訟を支えてくれた皆さんに感謝したい」と話していた。
 原告の最終弁論調書
 被告の最終弁論調書
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