全国花嫁着付コンテストで「金賞」 小樽の本多美容師


honda-kituke.jpg 小樽の美容師・本多恭子さんが、7月27日(火)、東京帝国ホテルで開かれた全日本婚礼美容協会の「第30回全日本振袖花嫁着付コンテスト」に初挑戦し、「金賞」を受賞した。
 国道5号線沿いで美容室「TWINKLE(ツインクル)」(稲穂1)を経営する本多さん。昨年から全道・全国の美容コンテストに精力的に出場している。同協会の「第29回和装トータルコンテスト」にも出場したが、コンテスト中に帯紐が切れるアクシデントに見舞われ、涙をのむ結果に。
 今年は昨年のリベンジも兼ねて、1ランク上の「全日本振袖花嫁着付コンテスト」に挑戦。東京や札幌の講師のもとに通い、仕事の合間を縫って練習を重ねた。同コンテストは、着付・メイクの技術はもちろん、モデルとのバランス、貴賓などが問われる。このため、2009年ミスさっぽろ・雪の女王で、小樽商科大学3年生の寺下友香梨さん(21)にモデルを依頼した。
 この結果、全国の地区予選を勝ち抜いた25人の中から、初々しさ、貴賓、身だしなみなどトータルの美しさで高く評価され、最優秀賞、優秀賞などに次ぐ「金賞」を受賞した。初挑戦での入賞は珍しいという。
 「モデルに合うカツラを有名な先生に作ってもらったり、出来ることは妥協することなくやった。長く経験している人が、やはり上位に来るが、今回初めての挑戦で金賞を受賞出来たことはすごく嬉しい。来年は、さらにレベルの高い和装トータルコンテストに出場して最優秀賞を取りたい」と、すでに来年に向けて気合十分だ。
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