3団体が委員を推薦 「小樽市立病院経営改革評価委員会」


 11月中に設置予定の「小樽市立病院経営改革評価委員会」で、小樽市病院局が推薦を求めていた3団体が、それぞれ委員を人選したことが分かった。
 同委員会の設置は、改革プランの実施状況の点検・評価・公表と 積極的な情報開示を求める総務省の改革ガイドラインの規定に沿ったもので、11月中には初会合が開かれる予定。
 10月末に明らかになった委員名簿(案)では、小樽商科大学商学部教授・伊藤一、北海道大学大学院医学研究科助教・中村利仁、札幌医科大学理事・ 白崎賢治、中村記念病院理事長・中村博彦の4氏が内定していた。関連記事
 同局が推薦を求めまだ未定となっていた3団体が、11月に入り委員を人選し、同局へ提出していたことが分かった。小樽商工会議所からは、11月1日付で副会頭に選任された斎田義孝・前企画政策委員長、小樽市医師会から髙村一郎広報理事、小樽消費者協会から本前みさ子会長が選ばれた。
 同部では、「まだ委嘱はしていない。早めに委員長候補の選出を決めて、11月中には第1回の会合を開きたい」としている。
 同委員会の設置要綱(案)では、会議は原則として公開することなどを規定し、病院局は、委員会の提言を尊重しなければならないとしている。