吹雪く雪あかりの路最終日 


yukiakarilast.jpg 2月4日(金)から始まった「第13回小樽雪あかりの路」が、13日(日)に最終日を迎えた。
 10日間の雪あかりの路期間中、比較的穏やかな天候が続いていたが、最終日の13日(日)は、猛吹雪きで生憎の天候となった。このため、強い風と雪で、スノーキャンドルに灯した火はすぐに消え、市民や市外、海外の多くのボランティアたちは、会場を行ったり来たりして火をつける作業を何度も繰り返した。
 今年は、予算圧縮を目的に運河会場を半分に縮小。これまで運河会場Bを担当していた韓国ボランティア「OKOVO」が手宮線を担当することになった。このため、来場者やボランティア同士が日本語や韓国語で会話するなど国際交流が広がった。
 手宮線では、小樽市の美術館・文学館の整備によって、手宮線と建物の間にあった塀が撤去されたことから、この一帯をにぎわい広場とし、屋台などを設置した。これまでは夕闇の線路沿いに静かな雪あかりの路が演出されていたが、「屋台が賑やか過ぎて、今までのゆったりとした雪あかりじゃない」、「雪あかりの路が雪あかりの広場になってしまった」などの声が聞こえた。
 初企画となったカップリングパーティでは、9組のカップルが誕生。発案者でボランティアの一人は、「9組のカップルが誕生するとは思わなかった。雪あかりで愛がともった」と喜んでいた。
 同実行委では、14日(月)に記者会見を開き、来場者数や第13回の総括を発表することにしている。
 関連記事1 関連記事2 関連記事3 関連記事4