市議会第3回定例会7日から 補正予算・決算を審議


 小樽市議会第3回定例会(9月議会)が、7日(水)から開会する。
 同定例会には、平成23年度小樽市一般会計をはじめ、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計の補正予算議案4件と、平成22年度の各会計の決算議案17件、小樽市特別職に属する職員の給与の特例に関する条例案など計26議案が上程される。
 一般会計の補正額は、9億2,257万1,000円で、放射線量測定器購入費51万1,000円、於古発川店舗(妙見市場)のA・B棟などの解体費2,400万円、外国人観光客の新千歳ー小樽間のバス片道運行実証実験事業費補助金150万円などが盛り込まれている。資料
 決算議案では、一般会計が、平成21年度に続き、黒字11億8,394万1,000円となっている。このほかの会計も黒字となっているが、会計間の借入が巨額に上っており、中松義治市長の言う「真の財政再建」にはほど遠い状況となっている。白岩宏財政部長は、「財源は、他会計からの借入れによっており、本質的には、依然として厳しい財政状況に変わりはありません」としている。資料
 平成23年小樽市議会第3回定例会提出予定議案