サハリン沿岸国境警備局代表団 市長表敬訪問


sakhalinpolice.jpg ロシア連邦保安庁サハリン沿岸国境警備局代表団が、6月21日(木)、市長を表敬訪問した。サハリン沿岸国境警備局第1次長スルタンシン・ワレリィ・ヌルロヴィッチ訪問団長他5名が出席した。
 第一管区海上保安本部では、サハリン沿岸国境警備局との相互理解の興行及び協力の進展を目的とした合同訓練を交互に行い、今年は日本側で開催するために来樽し、22日(金)に合同訓練を予定している。
 中松市長は「小樽港は、ロシア船の入港が多く、昨年入港した外航船503隻のうち、約77%がロシア関係の船舶である。サハリン州をはじめ、ロシア極東地域は、日本の中で特になじみ深い港であると思う。小樽市は、ナホトカ市と姉妹都市を結び46年が経過。今年7月にナホトカ市のサッカー少年団を招き、親善試合が行われる。ロシアとの貿易を拡大することによって、小樽港とロシアの結びつきを一層深めたい。今回の訪問は、日露間の相互協力の一層の発展に繋がる実り多いものとなるよう祈っている」と挨拶した。
 スルタンシン訪問団長は「国境警備局代表の海上保安訪問は、安全を確保するための関係として、10年間の歴史がある。将来的に海上安全の確保のために役立つ。一層協力し、将来に強く発展していくと思う。改めて、温かい受け入れに感謝している」と述べた。
 歓談の後、記念品の交換が行われた。ロシアでは贈り物をする伝統的な風習があり、硝子製のレリーフが贈られた。
 6月22日(金)9:00より、小樽港沖合海域で、合同訓練が実施される。海中転落者吊り上げ救助訓練、密輸容疑船捕捉訓練等を予定している。