夏の祭典「第46回おたる潮まつり」開幕



 7月27日(金)、小樽の夏の祭典「第46回おたる潮まつり」が開幕した。「燃え上がれ 夏の華!踊れ!夏うしお!」をテーマに、29日までの3日間、小樽港第3埠頭をメイン会場に開かれる。 初日は、朝から汗ばむ暑さとなり、14:03には最高気温30℃となり、夏らしい暑さの開幕となった。
 「潮ふれこみ」は、斎田義孝実行委員長をはじめ、市長、ミス潮などの役員梯団、藤間扇玉社中、潮梯団の約200人が、「どんどこざぶ〜んのどんざぶん」の潮音頭に合わせて、山ニわたなべ前を18:00に出発し、梁川通りや都通り、中央通りなど市街地をふれ歩き、まつりの開幕を告げた。 市街地を練り歩いた一行は、19:20頃に、メイン会場の第3号ふ頭基部に到着し、開祭式を行った。
 「まつりは全ての人が楽しみ、興奮を分かち合うもの。元気な夏を楽しんでください」と、斎田実行委員長が開幕の挨拶をした。
 中松義治市長は、「多くの市民や観光客が集まり開催でき嬉しく思う。今や潮まつりは夏の祭りでは、北海道を代表する。小樽市が繁栄を海へ感謝し育んできたお陰。感謝している。小樽市になって90年。8月1日には式典がある。その前祝いが潮まつり。小樽の潮まつりを楽しもう」と挨拶した。
usio0727.jpg 集まった大勢の市民とともに、「5,4,3,2,1」のカウントダウンで、会場を飾った提灯に灯りをともした。
 開祭式後、20:00から、2年ぶりに初日の花火大会が復活した。色内ふ頭から、水中花火やスターマインなど約1,000発が、小樽の夜空に舞い上がり、まつりの開幕を鮮やかに彩った
 ステージでは、15:00からFMおたる歌謡ステージ「カラオケチャンピオン大会」や、「第2回おたる潮まつりで裕次郎を歌う」予選会が1部と2部に分かれて行われた。裕次郎好きの裕次郎になりきった出場者が曲を披露し熱演する。予選を勝ち抜いた出場者は、29日に決勝戦で戦う。特別ゲストに裕次郎のものまねで知られるゆうたろうさんが登場し、会場を盛り上げる予定となっている。
 今年は、地方合同庁舎前の多目的広場に出店を集結し、屋台を含め116店舗が軒を連ね、大勢の市民が押し寄せ、夏祭りの雰囲気を楽しんでいた。
 2日目の28日(土)は、まつりのハイライト、76梯団(チーム)5,600人が市街地を練り歩く「潮ねりこみ」が行われる。天気予報は、引き続き厳しい暑さが予想される。