青少年の健全な育成に尽力 5名と1団体を功労者顕彰


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 平成24年度小樽市青少年育成功労者等顕彰式が、10月11日(木)11:00より、小樽市役所別館(花園2)3階第1委員会室で開かれた。
 小樽市では、永年にわたり、青少年センターの補導委員を10年以上務めた個人、町会で青少年の健全育成のため10年以上務めた個人や団体を、町内会からの推薦により決定している。今年度は、個人5名と1団体が顕彰された。
 梅ケ枝町会・吉田康高さんと銭函地域青少年を守る会・西川義孝さんの2名が出席し、中松市長から表彰状が贈呈された。吉田さんは、平成14年から梅ケ枝町会の青少年部長として、ラジオ体操、七夕行灯パレード、盆踊り会などの行事の企画運営を行い、地域の青少年の健全育成に積極的に力を発揮した。西川さんは、銭函地域青少年を守る会を昭和57年8月に設立以来、地域の子ども達の交流や世代間交流活動を推進し、地域のパトロール活動や防犯活動など積極的に活動し、活動年数は30年に及ぶ。
 中松市長は「5名1団体を顕彰し、お祝い申し上げる。普段から活動を見守り支えたご家族へも感謝する。青少年のすこやかな成長を願い、10年以上に渡り、のびのびと地域の子ども達の指導者として、愛の声かけ運動に参加され少年非行を未然に防いでいる。健やかな成長を願う中、少年少女の環境は厳しく、痛たましい事件事故が起きている。力を合わせ子どもを守ることが課題となる。非行防止と健全な育成に努めてもらいたい」と挨拶した。
 小樽地区保護司会・永富昭氏は「子ども達に寄り添い見つめる温かなまなざしは、いつしか子ども達の心を耕し、辛いこと悲しいことを受け止め育つ成長の課程として、やがて、豊かな心の土壌となる。活動は、毎日地道な繰り返しで、なにものにも代えがたい確かなもの、見えないものを信じて向かう力こそ、今もっとも期待されていることである」と話した。
 受賞者を代表して、西川さんは「まことに光栄で喜びに絶えません。私達がそれぞれの立場で、青少年の健全育成や善導活動へ力を注いでいると、お褒めの言葉を頂き嬉しく思う。思いがけない受賞に、私達一同、微力ではありますが、経験を活かし気持ちを新たに、心豊かにたくましく生きる青少年の育成に取り組んでいきたい」と述べ、記念写真撮影を行った。
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