中松市長の"検査入院" 「膀胱癌」手術を実施


 中松義治小樽市長(66)の検査入院は、実は、「膀胱癌」の手術を受けるためだったことが、10月29日(月)に分かった。
 中松市長は、10月22日(月)から精密検査を受けるためとして、市立小樽病院(若松1)に入院していた。しかし、この検査入院を巡っては、29日以降のスケジュールが、前もって相次いでキャンセルされたことから、様々な憶測を呼んでいた。
 しかし、28日(日)に”検査入院”から退院し、29日(月)には自宅休養という経過が明らかになったことから、市の迫総務部長が、市議会の各会派代表者に検査結果の報告を行った。
 これによると、「市長の病名は、『膀胱癌』だったが、初期の膀胱癌だったため、すぐに手術を行い、すでに退院している。今後、4週間後に再検査を受けて、転移の有無を確認することになるが、市長の日常業務には影響がない。休むこともなく、日常業務をこなせる」とした。
 市内の医師は、「初期の膀胱癌であって、手術後の転移がなければ、大した病気ではなく、問題はないのではないか。樽病(市立小樽病院)の泌尿器科は、優秀であり心配ないのではないか」と話している。
 市長は、10月30日(火)午前10:30から記者会見を開き、自ら検査結果の報告をすることにしている。
 がん診療ガイドライン-膀胱がん-診療ガイドライン
 膀胱癌-泌尿器科学教室(京都大学医学研究科)
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