解散・総選挙で大慌て 各陣営の動き急


 野田首相の”近いうち”のにわか解散・総選挙日程が明らかになったことで、小樽市・後志管内、札幌市手稲区を選挙区とする道4区の衆議院選挙が待ったなしの状況となり、立候補を予定する各陣営の動きが急となっている。野田首相は、11月16日(金)に解散することを明言しており、これにより、総選挙は12月16日に施行される予定。
 衆議院選挙道4区は、民主党の鉢呂吉雄議員が選挙区内をこまめに走り回っており、「選挙区内の道や路地で知らないところはない」とドブ板選挙に徹底している。過去の選挙でも、自民党候補を圧倒してきており、この鉢呂王国には、民主党の支持低落や経産大臣就任時の放射能発言での辞職騒動も、尾を引いていないと見る向きが多い。 関連記事1 関連記事2
 民主党の支持低落下で、自民党に風が吹く中での解散だが、道4区の自民党候補の正式決定はまだなされていないが、小樽市選出の八田盛茂道議の名前が挙がっている。自民党の横田久俊市議会議長は「八田道議の名前が挙がっているが、まだ正式要請はしていない。本人はやる気満々のようだが、道4区の支部長に選任される必要がある。これまで名前が挙がっていた宮本融氏の芽はなくなった。鉢呂氏が強いということもあり、自民党の取組みはこれからではないか」と話している。
 共産党は、4月に前市議の菊池葉子氏の擁立を決定しており、今後、選挙準備を加速することにしている。 関連記事
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