国道230号・中山峠の復旧工事完了 北海道開発局


 今年5月のゴールデンウィークに発生した国道230号・中山峠の土砂崩れによる道路復旧工事を進めていた国土交通省北海道開発局は、11月15日(木)、「11月16日(金)16:00に、本復旧工事が完了します」と報道発表した。
 小樽・札幌から定山渓・中山峠を経て喜茂別へ抜ける観光地を結ぶ幹線道路の国道230号線は、5月4日に起きた土砂崩れのため、札幌市南区定山渓の国有林区間14.3kmが全面通行止めとなった。、このため、北海道開発局では、同道路の応急復旧工事を急ぎ、5月23日から全面通行止めの規制を解除し、片側交互通行を開始した。
 応急復旧工事後は、本復旧工事を開始し、同道路の本格的復旧のための工事を急いでいた。この本復旧工事では、地下水位の上昇を防ぐ集水井や配水管の設置、地盤の変動を防ぐ鋼管杭やアンカーの打設などが行われた。応急・本復旧の作業日数は、197日に及び、延べ約13,000人が作業に当たった。この結果、11月16日(金)16:00に本復旧工事が完了することになった。
 北海道開発局〜お知らせ
 国道230号線:無意根大橋 最新画像
 国道230号線:中山峠頂上 最新画像
 小樽開発建設部HP
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