天狗山スキー場で安全祈願祭 12月8日オープン


tenguyamasky1.jpg 小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光商事株式会社(村上公彦代表取締役社長)は、12月8日(土)のスキー場オープンを前に、12月3日(月)11:30より、山頂レストランで安全祈願祭を行った。北海道中央バス株式会社、小樽産業港湾部長、小樽スキー連盟など関係者33名が出席した。
 3日の天狗山は、ここ数日の雪ですっかり雪化粧し、ロープウエイからは、増毛連峰がくっきりと見える好天に恵まれた祈願祭となった。
 会場となった山頂レストランには祭壇が設けられ、住吉神社の宮司による神事が進められ、村上代表取締役はじめ各関係機関の代表者が、玉串奉奠を行った。
tenguyamasky2.jpg 村上代表取締役は「いよいよ北海道もスキーシーズンが来て、ニセコのスキー場は、11月25日にオープンし、天狗山では12月8日を予定している。スキー場の運営を開始して34年目のシーズンとなった。ロープウエイ・リフトの利用客は2,600万人。平成23年度は、リフトとロープウエイを合わせ、48万人が利用し、観光客が25万人、スキー客が23万人。平成2年のピーク時には110万人だったが半分以下となった。
 昨今、外国人の利用により、少し伸びてきている。推計でスキー客は3万人から3万5千人、観光客は10万人利用している。12月1日から運輸局より輸送安全総点検運動が行われ、交通機関、旅館、ホテルなど観光全般を含めて安全点検をしていこうと、期間内に態勢作りをして、安全で楽しいスキー場を目指したい。力を合わせて頑張りたいと思う」と挨拶した。
tenguyamasky3.jpg JR小樽駅から15分程度で行くことが出来る同スキー場は、初心者から上級者までの6コースがある。小樽港と市街地を眼下に、スキーやスノーボードを楽しむことができ、樽っ子のスキー教育の場ともなっている。ナイターでは、ミシュラングリーンガイドジャポン(観光案内本2009・2011)で星1つを獲得し、北海道三大夜景ひとつに数えられる景色を楽しみながら滑降できるスキー場となっている。
 3日の積雪は、山頂ゲレンデ付近で30〜40cm。昨年の同時期と比べると多い状態。スキー場のオープンには、約50cm以上の積雪が必要。
 小樽天狗山ロープウエイHP