日本女子ソフトボール1部リーグ 小樽市大会実行委設立総会


 高レベルでしのぎを削る第46回日本女子ソフトボール1部リーグが、4月20日(土)名古屋で開幕する。その第5節北海道大会が、6月1日(土)・2日(日)の2日間、小樽市営桜ヶ丘球場(花園5)で開催される。後志管内での開催は初めて。
 4月15日(月)15:00から、市役所別館(花園2)3階第1委員会室で、第46回日本女子ソフトボール1部リーグ第5節北海道・小樽市大会実行委員会の設立総会が行われた。中松市長をはじめ、北海道ソフトボール協会会長、関係役員ら23名が出席して開かれた。
 北海道ソフトボール協会・木本由孝会長は、「ソフトボールがオリンピック競技から外れ、何としてでもオリンピック競技に返り咲いてもらいたと心から願う1人である。文科省から、小学校の5・6年、中学校1年の子ども達に、ソフトボールを教科の中に加えられ、先行き生きる道を模索することができた。日本のソフトボールの中で、華やかに競技を開催しているのが日本リーグであり、道内では釧路、帯広、石狩、札幌、函館で開催。女子リーグの選手が小樽での開催を強く思い相談した所、快く開催を受け入れてもらった。小樽協会を含めみんなで協力し、思い出に残る大会にしたい」と挨拶。
 中松市長は、「小樽を開催地に選び、心から感謝している。国内トップレベルの大会が小樽で行われ、一流選手の皆さんが競い合う試合を見る機会がないため、広く小樽市民も楽しみにしている。小樽へ来る4つのチーム選手の皆さんが、小樽での大会が良かったと思ってもらえるように支援・協力したい。この大会が、選手の皆さんの活躍も含めて、道内のソフトボールの活性化に繋げてもらいたい」と述べた。
softballjapanleague.jpg 議題は、実行委員会規約案、実行委員会役員案、事業計画案、事業予算案について審議し、全議案が承認された。同実行委員会名誉会長には、同協会・木本由孝会長、同会長には、後志ソフトボール協会・笹山武市氏が就任した。
 同大会の主催は、日本ソフトボール協会 日本ソフトボールリーグ機構。参加チームは、日本女子ソフトボール1部リーグ登録チームで、Honda・太陽誘電・シオノギ製薬・ペヤングの4チーム。6月1日(土)第1試合10:30から、太陽誘電対シオノギ製薬。第2試合13:00から、ペヤング対Honda 6月2日(日)第1試合10:30から、Honda対シオノギ製薬。第2試合13:00からペヤング対太陽誘電の対戦となる。
 各試合前には始球式を行い、中松市長、市内中学生のソフトボール部員を予定している。チケット当日大人1,200円、中高生800円(前売りはどちらも200引き)、小学生以下無料。販売予定数は、大人用チケット3,200枚、中高生用350枚。プログラム1冊300円を100冊販売する予定。
 総合司会は、群馬県からベテラン司会者を招き、会場を盛り上げる。各チームが事前にサインしたサインボールを用意。小樽での大会を記念して、帽子1個1,000円を150個用意している。
 出場選手では、北海道出身の北海道とわの森三愛高校卒業の福野香織選手や昨年優勝の世界選手権に出場した藤田倭投手(太陽誘電)の出場を予定している。また、日本女子リーグ審判員として、小樽商業高校教諭佐藤和哉氏(北海道ソフトボール協会)が審判を務める。
 2日目の試合後には、どちらかのチームと地元のソフトボール選手と指導者が参加して行われるソフトボールクリニックの開催を予定している。
 同大会選手は、関東での大会を終え、5月30日(木)に小樽市総合体育館グランドで練習し、31日(金)は公開練習、翌日の大会へ挑む。
 北海道での試合は、平成10年・14年と石狩で開催、平成18年に遠軽、その後、釧路、石狩、帯広、函館、札幌、函館、そして、今年小樽で初めて開催され、多くのソフトボールファンや地元選手が期待を寄せている。
softballjapanleague.jpg