冬本番の到来! 市除雪対策本部発会式


josetsu1.jpg 師走に入り、雪の季節を迎えた小樽市では、12月2日(月)に「平成25年度小樽市除雪対策本部」を発足させ、本格的な除排雪業務がスタートした。
 すでに、11月10日の初雪で、凍結路面に砂を撒く対応を行い、幹線道路10cm以上の積雪となった11月27日夜から28日の朝にかけて初出動し、29日には、補助幹線道路に出動している。
 2日(月)9:30から、市役所(花園2)別館4階第3委員会室で、小樽市除雪対策本部発会式が行われた。
 本部員109名は、市建設部の庶務課・まちづくり推進課・都市計画課・雪対策課などの8つの課と産業港湾部からなり、同式には、そのうち60名ほどが出席。
 貞村英之本部長(副市長)は「昨年は、雪が多いような印象を受けるが、総積雪量は、例年の50cmほど多いだけで、真冬日が63日間あり、積った雪が解けないという例年と違った特徴だった。その経験を生かし、市民の意見も踏まえ、効率的な除雪体制で、市民の生活を守ってもらいたい。今年は、電気料の値上げにより、ロードヒーティングなどは上がると思うが、除雪予算の限られた中で、なんとか予算を生かしてもらいた。昨年は、2回の補正予算を行ったが、除雪予算をあまり補正しないよう願っている。市民と市と行政が一体となって小樽市民の生活を支えてもらいたい。小樽市の道は狭く急勾配も多い、事故に合わないように安全面に、特に気をつけて除雪体制がに入ってもらいたい」と挨拶した。
josetsu2.jpg 発会式終了後、貞村副市長と工藤裕司建設部長は、除雪対策本部看板を市役所別館5階建設部庶務課前に掲示した。
 市では、今年度の除雪費に9億4,500万円を計上。市内の地域を6つに分け、それぞれに除雪ステーションを設けた。予算の内訳は、道路の除排雪経費のほか雪堆積場等の管理経費、砂散布などの凍結路面対策経費、貸出しダンプ経費、除雪機械の定期点検などの整備費、 市内231ヶ所にあるロードヒーティング9割の電気料や、ガス・灯油料などが含まれる。
 2012年11月1日から2013年4月14日の小樽の累積降雪量は673㎝、昨年は669㎝。
 平成24年度予算の除雪費は、当初8億円を計上し、さらに1億5千万円の補正予算をし、合計は9億5千万円。気温の低い状態が続き、平成25年2月に3億円の補正額を計上。3月に入っても雪が降り、さらに2億5千万円ほど追加し、合計15億円の除雪費となった。
 小樽市平成25年度雪対策について