小樽の春を楽しむ! 第10回"おたる春祭り"

 今年10回目を迎えた「おたる春祭り(中村全博実行委員長)」が、5月22日(木)から24日(土)の3日間の日程で、花園銀座・サンモール一番街・都通り・堺町通り各商店街をはじめとする市内中心部で始まった。
otaruharumatsuri1.jpg 初日22日(木)、稲荷小路の稲荷神社で祈願祭後、17:30から花園銀座特設ステージ(ヴェラス・クオーレ小樽前)で、明峰高校太鼓部6名による打演が鳴り響いた。同部が同祭りに参加するのは初めてで、「やまびこ」と「力水」を演奏した。
 部長の目黒穂奈美さん(2年)は、「緊張したが、みんなで楽しく太鼓を叩けたし、会場を少し盛り上げたと思う。参加して良かった」と話した。
 18:00からオープニグセレモニーが開かれ、中村全博実行委員長や中松義治小樽市長らが挨拶を述べた。
 中村実行委員長は、「春祭りを開催して10年が経った。商店街も動きだし、商大生の若い人が集まり、アイディアを出し合い、とても素晴らしいと思う。いろいろな人から応援され、発展のために頑張りたい。皆さんの協力をお願いする」と挨拶。中松市長は、「みんなが楽しめる春のイベントとなれば」と挨拶した。
otaruharumatsuri2.jpg 18:30から、商大応援団が勇ましい姿で登場し、団長が迫力ある激文を読み上げ、会場を沸かせ、温かい拍手や声援が送られていた。現団長は100代目となり、記念すべき節目を迎えた。
 春の空の下、山海の幸のバーベキューを手頃な価格で楽しめるよう、今年新たに企画された「路上deバーベQ」が16:00から始まり、来場者は、炭火で焼いた肉や野菜、おにぎりを美味しそうに頬張っていた。
 その後、19:30から、YOSAKOIソーラン翔楽舞による演舞が披露された。よさこいの熱気が、春冷えの肌寒さを吹き飛ばした。
 2日目の23日(金)は、小樽出身の歌手なつこONステージやタヒチアンダンス、カラオケ大会の予選が行われ、最終日24日(土)は、花銀路上縁日が開かれ、巨大ピザを無料提供。また、よさこいパレードが梁川通りをスタートし、都通り、サンモール一番街で演舞が開かれるなど、子どもから大人まで楽しめるイベントが満載となっている。
 おたる春祭りチラシ