暴力追放運動を推進! 協議会の定期総会


 小樽市暴力追放運動推進協議会(中松義治会長)では、平成26年度定期総会を、5月30日(金)15:00から、小樽市消防庁舎(花園2)6階講堂で開き、中松会長をはじめ、会員・役員・事務局ら約50名が出席した。
bouryokutsuiho1.jpg 同会は、市内のあらゆる場所に暴力団の介入を許さず、官民一体となり、「暴力団追放 三ない運動プラズ1」の暴力団を(利用しない・恐れない・金を出さない・交際しない)を実践し、暴力行為を排除し、安全で安心な小樽を築くために、関係機関・団体と協力しながら暴力追放運動を推進している。賛助会員80団体、特別会員35団体、正会員27団体が加入している(平成26年度5月1日現在)。
 冒頭、中松会長は、「暴力追放”三ない運動プラス1″の形で、小樽市内における一切の暴力を追放し、明るく平和なムードを作るため、暴力追放運動を積極的に展開し、市民の皆さんに暴力団排除意識を持ってもらいたい。小樽市としても暴力団排除を推進し、市民が安全で平和な生活の確保と、地域経済を発展することを目的に、小樽市暴力団の排除の推進に関する条例案を、6月開催の市議会に提出し、9月の施行に向けて準備をしている」と挨拶した。bouryokutsuiho2.jpg
 続いて、小樽警察署・原口淳署長から小樽市の現状を含めた挨拶があった。「道内の暴力団組織は、2,660人を把握している。そのうち、3つの大きな組織があり、2,540人で95.5%を占める。小樽に住んでいる暴力団員は約30人と把握し、この他に暴力団を利用・共生する組織が温存されている。同署は、暴力団に対して手を緩めることなく、対策を講じたいと考える。暴力団の無い社会実現に向けて、協力をよろしくお願いしたい。皆さんと共に取り組んでまいりたい」と述べた。
 その後、平成25年度の事業報告や収支決算が報告され、平成26年の事業計画、収支予算など、すべての議案について承認され、閉会した。
 「断絶~企業の取引から反社会的勢力を排除」の30分ほどのDVDが上映され、参加者は熱心に見入っていた。
 今年度も、夏と冬の「暴力追放運動」での啓発活動の実施や、講演会、暴力追放の広報ポスターを掲示するなど、暴力追放運動を積極的に展開する予定。
 関連記事