効果的な観光振興策を! 「第1回小樽観光戦略会議」


 効果的な観光振興策を実施するための「第1回小樽観光戦略会議」が、6月30日(月)13:30から、小樽経済センタービル(稲穂2)3階会議室で開かれ、小樽市・小樽商工会議所など関係団体から17名が出席した。
 同会議は、小樽の観光の現状と課題を整理し、観光施策の検証・分析を行うとともに、効果的な観光振興策を実施するための体系的な観光戦略構想を提言することを目的としている。
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 昨年立ち上げた「五者懇談会」の小樽市・小樽商工会議所・小樽観光協会・小樽物産協会・NPO法人OBMの代表が構成員となり、会長は、小樽商工会議所の山本秀明会頭が務め、事務局はNPO法人OBMとした。
 山本会長は、「人口問題に早急に対応しなけらばならない中で、小樽市の可能性のある産業は観光で、定住人口を増やすためにも雇用の創出が最大の課題となる。小樽市が中心となって各団体に入り、人口減少への歯止めをどうかけるか考えてもらいたい。今年度中に立ち上げ、各団体が同じ方向を向いて協力する体制をとり、情報を集めてもらいたい」と挨拶した。
 その後、経過報告や観光戦略構想策定の概要について説明があった。今年1月に情報の共有化と意思疎通を図るために五者懇談会事務局会議を開き、その中で同会議の創設を提案し、2月に創設を承認した。本格的な活動は4月からで、第1回事務局会議や広く意見を聞くヒヤリングを行った。6月まで全5回のヒヤリングを行い、小樽で活躍する代表取締役等18名から話を聞いた。
 今後のスケジュールは、毎月事務局会議を開き、10月には中間報告会、2015(平成27)年2月に最終報告会を行う予定。