小樽の熱い3日間! "おたる潮まつり"開幕

 真夏の小樽が熱気に包まれる「第48回おたる潮まつり」が、7月25日(金)に開幕した。
 7月25日(金)から27日(日)の3日間の日程。小樽港第3号ふ頭基部及び市内中心部で開かれる。第48回メインテーマ「海への感謝と、郷土小樽の発展を全市民をあげて祈念する」に合わせ、「舞い踊れ潮魂!!なまら熱いぞ小樽の夏!!」をサブテーマとし、様々なイベントが繰り広げられる。
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 初日の25日(金)は、安全祈願式やFMおたる歌謡ステージ「カラオケチャンピオン大会」、「第4回おたる潮まつり石原裕次郎を唄う」の予選会どが行われる中、まつりの始まりを知らせる「潮ふれこみ」が、山ニわたなべ前を18:00に出発した。
 先頭は、小樽若潮太鼓・小樽潮太鼓による迫力ある打演。揃いの浴衣で、潮音頭に合わせて、ミス潮や杉江俊太郎実行委員長が先導する役員梯団・藤間扇玉社中・若柳福乃社中・潮梯団と、市内中心部を踊り歩き、まつりムード一色となった。沿道には、市民や観光客が踊りを見物し、まつりの始まりを実感していた。
 潮ふれこみは、中央ステージ前へ次々と入場し、19:30から開祭式が行われた。杉江実行委員長のあいさつでは、「海の花火大会、神輿パレード、毎日連打される潮太鼓など多彩な行事の小樽最大のイベント。大いに踊り・歌い・飲み・食べ・笑顔で、街中に歓声と感動に溢れるまつりにしてもらいたい」と述べた。
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 中松義治市長は、「多くの皆さんに楽しんでもらうよう準備してきた。イベントが計画され、3日間熱くなり、盛り上げて行こう。楽しみましょう」と挨拶した。
 また、小樽市と姉妹都市提携しているにソウル特別市江西区から、ノ・ヒョンソン江西区庁長が出席し挨拶した。
 その後、カウントダウンで点灯式が行なわれ、小樽の夏まつりの幕が切って落とされ、再び、会場を踊り歩く輪が続いた。
 8:00の予定時間を少し遅れて、花火大会が開かれた。昨年に続き、初日と最終日の2日間、夏の夜空に3,000発の花火が舞う。
 カップルや家族連れの花火見物客がどっと繰り出し、花火が上がるたびに大きなざわめきが起こった。

 会場は、多くの人で溢れ、身動きが取れないほどの人出となった。会場には、125店舗の露店が軒を連ね、人の波で溢れた。B-1グランプリコーナーの設置で、小樽あんかけ焼そばをはじめ、オホーツクの北見塩焼きそば、なよろ煮込みジンギスカン、釧路ザンギが集結し、ご当地グルメを味わった。
 26日(土)は、町内会・学校・官庁・企業等の80梯団約6,000人が、花園グリーンロードから中央ステージまでを踊り歩き、まつりのクライマックスを迎える。
 27日(日)は、潮船団の海上パレード潮わたりや神輿宮入りなどが行われ、花火大会、潮太鼓打演、最後は潮音頭で3日間の夏まつりは閉幕となる。
 潮まつり公式サイト