"カジノ誘致"夏の陣! 市民半数目標の反対署名始める


 「カジノ誘致に反対する小樽市民の会」(結城洋一郎・共同代表)は、7月7日(月)11:00から、小樽市役所(花園5)市政記者室で、記者会見を開き、小樽市に賭博場・カジノを誘致しないように求める署名運動を大々的に始めることを表明した。
casinosyomei.jpg 記者会見には、同会の共同代表の結城洋一郎(小樽商科大学名誉教授)・平山英子(主婦)・長谷川久(革新懇)の3氏と山中茂事務局長が出席した。
 同会は、5月11日に約200名の参加者のもと、設立設総会を開き、カジノ反対の取組みを始めた。6月19日にカジノ通信を発行。7月19日(土)には、カジノを考えるカフェをフリーランス(色内・ジャズ喫茶)で開催を予定するなど反対活動を強めている。
 この取組みの中で、会員からの危機感が強まり、さらなる反対運動を広げるために、全市的に反対署名運動を展開することを明らかにした。反対署名用紙はこちら
 同会は、「中松小樽市長が進めるカジノ誘致は、市民的討論や市民合意がなく、カジノ解禁は、暴力団の介入、不良風俗営業の参入、青少年育成への悪影響、ギャンブル依存症の増加、治安悪化など社会的にも大きな問題があり、カジノ誘致に反対で、市民運動として反対署名を展開する」としている。
 今回の署名活動では、一部ではすでに始められているが、小樽市の人口の半分の約6万筆を目標に集めたいとした。署名対象者は、市民の他、市外在住や年齢性別、国籍問わない。8月末を中締めとし、署名の最終締切は、今のところ決めていない。
 同会共同代表の結城洋一郎氏は、「小樽市が推進している形で、市長が誘致へ向けて積極的な発言をしている中、市民に働きかけることにより、誘致にブレーキをかけたい。市長は、小樽市民の合意がなければ考え直すと言っているため、市民が強く反対していることを市長に対して示していきたい」と述べた。
 今後、推進派との討論会を予定し、日程や場所を詰めている段階であると話し、決まり次第案内する予定。
 鉄火場小樽:今は漕ぎ出な
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