小樽市などに強い風雨をもたらしていた台風11号は、11日(月)の日中には温帯低気圧に変わる見込みになった。
札幌管区気象台は、「台風第11号は、11日3時には奥尻島の西南西約200キロの北緯41度10分、東経137度20分にあって、1時間におよそ45キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 台風第11号は引き続き日本海を北上し、11日日中に温帯低気圧に変わる見込みです」と気象概況を11日05:41発表し、「低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水やはん濫、暴風や高波に警戒してください。」と呼びかけている。
また、08:15の小樽市の気象警報・注意報では、波浪警報、大雨,雷,強風,高潮注意報が継続され、「11日昼前まで暴風に、昼過ぎまで高波に警戒してください」としている。
波浪警報が出され、海が大しけになっていることから、小樽と新潟・舞鶴を結ぶ、新日本海フェリーは、11日の便に欠航・遅延がでている。新日本海フェリー<お知らせ>
市内は朝方には雨もやみ、時折、雲間から太陽が顔をのぞかせているが、10:00現在、依然として強い風が吹いている。
なお、11日11:19の発表では、「大雨注意報」が解除され、「波浪警報 雷,強風,高潮注意報」が継続され、「11日夜遅くまで高波に警戒してください」としている。
◎気象警報・注意報:小樽市
◎レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):北海道地方(南西部)
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