雪あかりワックスボウル 製作進み220個完成


0128waxbowl1.jpg 2月6日(金)から始まる小樽雪あかりの路の開催に合わせ、主に手宮会場に展示する押し花で飾られたワックスボウルの製作が、1月19日(月)から始まり、月曜日から金曜日まで、市立小樽美術館(色内1)1階の作業室で行われている。
 ボランティア団体・おたる緑のまちづくりの会 (佐々木清志会長)のメンバーと一般ボランティアが、7〜8名で集まり、使用済みのロウソクを再利用し、29日(木)まで約230〜240個を目標に製作に励んでいる。
 製作を始めてから10日が過ぎた1月28日(水)には、約220個が完成し、当初、31日(土)までを予定していたが、早めに目標数を達成できそうだという。
0128waxbowl2.jpg 同会会員が交代で当番となり、11:00にロウソクの入っている鍋に火をつけ、2時間かけて溶かし、13:00から製作を開始する。
 水を入れて膨らませた風船を、ロウソクの液に100回以上浸し、風船を割って取り除きボール状の形が出来上がる。見た目よりも風船は重く、何度も繰り返し浸すのは大変な作業だ。
 切り口をカッターで整形し、糊替わりのロウソクで押し花を貼り付けていく。長年の経験から得たセンスを活かし、灯りが生えるよう押し花を飾りつける。
0128waxbowl3.jpg 秋になると、会員達は、色鮮やかなもみじや花々を採取して押し花や押し葉を作り、同まつりの中で、一番早い準備を始めている。今回は、押し花教室から沢山の押し花の寄贈があり、豊富な素材が集まり、ワックスボウルがカラフルに装飾されている。
 同会は、芳川商会(緑2)で行われる販売用のワックスボウルの製作にも、昨年11月末から携わり、85個の製作が終わっている。
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 同会・太田政明事務局長は、「一生懸命に作った色々な模様があるワックスボウルの灯りを、会場へ来て楽しんでもらい」と話した。
 小樽雪あかりの路HP
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